巨人・原監督 アレの屈辱に「この上ない悔しさというものをね、肌で感じたわけですから」

[ 2023年9月14日 21:41 ]

セ・リーグ   巨人3―4阪神 ( 2023年9月14日    甲子園 )

<神・巨> 9回、試合を見つめる原監督 (撮影・後藤 大輝) 
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 巨人は14日、甲子園球場で阪神と対戦し、3―4で敗れた。阪神は05年以来、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成。球団最速優勝日だった03年の9月15日を1日更新する歴史的なスピード決着という独走を許した。

 この試合まで21イニング連続無得点中の打線は、阪神先発の才木に対し、6回まで二塁すら踏めなかった。3点を追う7回にようやく岡本和が左越え39号ソロを放ち、28イニングぶりに得点を挙げた。再び3点差とされた8回に大城の適時二塁打で1点を返し、9回には坂本が左越え19号ソロを放ち、さらに1死二塁と同点機を作ったが、反撃はあと一歩及ばなかった。

 敵地で3連敗。この試合を含め阪神戦は5勝17敗1分け。2リーグ制後、阪神戦で17敗を喫するのは1979年、2003年、2004年に並ぶワースト敗戦記録となった。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ――先発・赤星は。

 「よく粘ってね、まあいいピッチングしたと思います」

 ――岡本にも久しぶりに一発が出た。

 「そうですね」

 ――先発投手を打てれば、という試合が続いた。

 「結果的にやっぱりなかなか打ち崩せなかった、点が取れなかったというところですね」

―今日に限らず、対阪神戦にも言える。

 「まあそういうことですね」

―この後も試合は続く。

 「いや、もちろん。忘れてはいけないのは、なんていうのかな。この上ない悔しさというものをね、肌で感じたわけですから。特に若手、中堅。これはもう糧としてもらいたいなと思いますね。やっぱり今の相手チームというものに対して、全てですね。また明日から切り替えてやります」

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