巨人・秋広 史上最年少、20歳10カ月での5戦連発ならず “大谷超え”はひとまずお預け

[ 2023年7月25日 21:50 ]

セ・リーグ   巨人2―4阪神 ( 2023年7月25日    甲子園 )

<神・巨>5回1死一塁、勝ち越しの適時二塁打を放ち、ガッツポーズを決める秋広(撮影・北條 貴史)
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 巨人の秋広優人内野手(20)が阪神戦(甲子園)に「3番・左翼」で先発出場。一度は勝ち越しとなる適時二塁打を放つなど2安打したが、最後まで一発は出ず、“大谷超え”となる史上最年少での5試合連続本塁打達成はならなかった。

 相手先発右腕・西純に対し、初回の第1打席は中前打。3回の第2打席では二ゴロだったが、1―1で迎えた5回の第3打席では左中間へ勝ち越しの適時二塁打を放った。

 だが、2―3と逆転された直後の7回、1死一、二塁で入った第4打席では相手3番手左腕・岩貞に二ゴロ併殺打。その後は打席が回って来ず、チームも2―4で敗れて後半戦初黒星を喫した。

 秋広は16、17日のヤクルト戦(神宮)、22、23日のDeNA戦(横浜)と球宴休みを挟んで4戦連発。高卒3年目以内での4試合連続本塁打は球団初、NPBでは2010年の日本ハム・中田翔(現巨人)以来13年ぶりの快挙となった。

 巨人選手の5戦連発となれば2009年阿部慎之助(現ヘッド兼バッテリーコーチ)以来14年ぶり。20歳10カ月での5戦連発となれば、16年日本ハム・大谷翔平(現エンゼルス)の21歳10カ月を抜き、NPB史上最年少となるところだったが、ひとまずお預けとなった。

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2023年7月25日のニュース