【阪神・岡田監督語録】破竹の5連勝に「別に変わったこともやってないしな。ボークだけが余計やった」

[ 2023年5月25日 22:48 ]

セ・リーグ   阪神7-4ヤクルト ( 2023年5月25日    神宮 )

8回無死、勝ち越しソロ本塁打を放った近本(左)を出迎える岡田監督、(撮影・北條 貴史)
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 ソロ3本の本塁打攻勢に、最後は大山の押し出し四球と佐藤輝の3点二塁打で延長戦を制して、阪神は5連勝。5月はこれで15勝。岡田監督は「別に変わったこともやってないしな。うまいこと、みんなでつないだな。ボークだけが余計やった」と神宮の虎党の歓声に手を振って応えていた。

 以下、試合後の岡田監督と一問一答。

 ――きょうも2アウトから最後、得点が入った。
 「なあ。なんでピッチャー変えたんやろうなあ。うーん」

 ――ノイジーもうまくつないだ。
 「そうや。まああ、当然、近本から走るケースやで。まあ敬遠はちょっと予想してなかったけどなあ、おーん」

 ――そのあと押し出しの四球、走者一掃のタイムリーが出たが。
 「いやいや、一番ええところに回ってきたわけやから。まあ、なあ。ボール2ぐらいになったらなあ。これはまあ押し出しやなあと思ったけどなあ」

 ――大山、佐藤輝がチャンスで打点。
 「チャンスで回ってくるからな。そらまあ1、2番があんだけ出塁率いいから、そらもう当然あれや、たまにノイジーでな止まる時あるけど、あいつでつながったらそらな、打点なるわな、そら」

 ――今年は2アウトからの得点が多いが。
 「おう、多いなあ。おーん。まあなあ、1人出たら、後ろがうまいことつないで打っているから。もうきょうはボークだけ余分だったわ」

 ――プレートを外してない。
 「そうや、オレも分からんかったわ、その。普通にちょっとタイミング外すぐらいでな、ちょっと一呼吸置いたんかなあ思ってたけど」

 ――嫌な流れだったが、その後、加治屋も及川も抑えた。
 「まあまあなあ、嫌な流れもクソもボークが嫌な流れやないかお前、同点なるんやから何もせんと。初めてやオレもボークで同点とか。ホンマそれは全然予想してなかったけどなあ」

 ――最初に2点取られたが、守備も含めて。
 「いやいや変な当たりばっかり行ったからなあ、死球、死球てなんかなあ、おーん、全然ええ当たりなしでなあ、取られたけど、まあそんなに調子悪くないと思ってたしねえ、7回ぐらいまで行ったらなんとかなるかなという感じはあったよ」

 ――岩崎は投げさせたくなかった。
 「いやいや、もう1点差やったら使わなあかんようなったけどな。まあ、最後は4点なったからな。まあ、使わんで。まあ、ボークがなかったら使てたかもわからんけど(笑)。でも、まあまあそれはもう分からへんもんな。あの時点では分からへんからさ。なあ。まあ、でも、1日休めたから。岩崎(本人)は行くつもりやったからなあ」

 ――ミエセスも1発の魅力が。
 「おお、1発だけ、いつも1発だけやな、あいつなあ(笑)ほんま」

 ――一発攻勢で。
 「そうやなあ。まあ、ストレートが高めに来るからな。ホームランていうか、今日は風もよかったしな。そういう意味では1発はあるかなあと思ってたけどな」

 ――3連戦はすごい勝ち方。
 「おーん、まあでも、別に変わったこともやってないしな、ちゃんと、ね、逆転されたり、そんなんもあるわけやからな、投手もそら、そんなず~っと抑えられへんから。なんとか追いかける時にはみんながな、おーん、ちょっと代打攻勢っていうかな、おーん、なんかみんなでやるっていうそういう雰囲気をちょっとな生み出さなあかんしと思って。だから、代打代打でみんないったけどな。昨日、今日とな。それはみんなうまいことな、みんなつないだりしてるからな、仕事してるからな。今日はもうボークだけ余分やったわ。まさかあんなとこでボークするとは思わんかったよなあ」

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