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FW小川航基 19年デビュー戦ハット以来の復帰 史上初の連続マルチ弾狙う 

[ 2024年3月20日 04:45 ]

小川航基
Photo By スポニチ

 サッカーの日本代表は19日、北朝鮮とのW杯アジア2次予選2試合(21、26日)に向けて千葉県内で調整した。冒頭30分が非公開と異例の態勢が敷かれた中、招集選手25人がそろい、主に攻撃面での戦術確認が行われたもよう。約4年3カ月ぶりに復帰したFW小川航基(26=NECナイメヘン)は得意の空中戦で力を発揮し、チームを勝利に導くゴールを誓った。

 充実感に満ちた小川がゴール宣言だ。香港とのデビュー戦でハットトリックを決めた19年E―1選手権以来の復帰。「かなり遠回りした」とはにかみながらも「自分は唯一無二のFW。大事な時に決めるのがストライカー。存在意義を見せたい」と言い切った。

 昨夏に横浜FCからオランダ1部NECナイメヘンに期限付き移籍し、ここまで公式戦28試合12得点。NECは小川の実力を高く評価し、完全移籍のオプションを行使し、推定120万ユーロ(約1億9500万円)で買い取ることを決めたという。横浜FC在籍中の選手として初の代表入り。「必ず日の丸を背負って帰ってきます」と誓ったサポーターへの“御礼弾”にも期待がかかる。

 デビュー戦から2戦連続でマルチ弾なら史上初。「得点だけを求めている」という1メートル86の長身ストライカーが、アジア杯8強敗退の森保ジャパンに新風を吹かせる。

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2024年3月20日のニュース