FC東京MF安部柊斗、復帰濃厚な9日湘南戦へ意気込み「チームも苦しい時期…その流れを払しょくしたい」

8日の練習後に取材対応するFC東京のMF安部柊斗
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　FC東京のMF安部柊斗（25、しゅうと）が8日、復帰の可能性が高まった翌日のホーム湘南戦へ向け取材対応し、「あまりチームも勝っていなくて、苦しい時期を過ごしていると思うので、自分がピッチに立って、その流れを払しょくしたいというか、またFC東京の勢いを付けたいなという思いがある。もしピッチに経つ時間があったなら、自分の良さを最大限に出して、チームの勝利に貢献できたらなとは思います」と強い意意気込みを語った。

　安部は2月18日の浦和との開幕戦で、後半から出場し決勝点を演出。ただその試合で負傷し、検査の結果、右大腿二頭筋の筋挫傷で全治約8週間と診断された。肉離れが完治したのちに違う個所を負傷し、「リハビリ期間が長くなった」というが、既に全体練習にも復帰しており「ボールタッチとか、体の動きとかはそこまで落ちてないなという感じだった。コンディションもまた上がっていくと思うので、徐々に上げていきたい」と表情は明るい。

　チームはここまで6試合を終え2勝2分け2敗。得点はわずか6と苦しんでいる。最近ではシュートの数も少なく、安部は「FWにサポートがいないというのがあると思う。2列目の選手がFWが持った時に追い越す動きであったり、後ろにサポートするとか、味方との距離が大事になってくると思う。2列目の選手のミドルシュートとか、積極的に打っていったほうがいい」と指摘する。

　湘南は昨季2敗と苦杯をなめたが「そこまで苦手意識はないと思う」と安部。最近では食事管理や体のケアにも細心の注意を払っているという背番号8は「自分たちがハイプレスを掛けて前線でボールを奪ってチャンスをつくることができれば東京の時間帯が長くなると思うので、そういったところを意識したい」と力を込めた。