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選手宣誓から初V 青森山田・住永主将「優勝で終わりたかった」

[ 2017年1月9日 16:33 ]

<青森山田・前橋育英>前半、先制ゴールを決める青森山田・高橋(左)
Photo By 共同

 第95回全国高校サッカー選手権大会は9日、埼玉スタジアムで決勝戦が行われ、20年連続22回目出場の青森山田(青森)が3年連続20回目出場の前橋育英(群馬)を5―0で下し、初優勝を果たした。青森県勢の優勝は史上初。1966年度の第45回大会で秋田商(秋田)が藤枝東(静岡)と両校優勝を飾って記録した最北優勝を50年ぶりに更新した。

 青森山田は前半23分、J2千葉入りが内定しているMF高橋壱晟(3年)の5試合連続ゴールで先制。前半終了間際の46分には相手の一瞬の隙を突いてボールを奪い、最後はMF嵯峨理久(3年)が今大会3点目となるゴールを右足で決めて2点リードで折り返すと、後半12分と14分にFW鳴海彰人(3年)が立て続けに今大会5、6点目を決め、4点をリード。終了間際の後半44分にはFW佐々木快(3年)がゴールを決めて突き放し、5―0の圧勝で4234校の頂点に立った。

 昨年12月30日に行われた開会式で選手宣誓を行った主将のMF住永翔(かける、3年)は「自分で始まった大会なので、最後は優勝で終わりたかったのが本音。実現してうれしいです」と声を弾ませた。

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