【大井競馬】大井の新人騎手・杉山海波が2Rで初勝利「自分も負けていられないなと思っていた」

同期の小野俊斗（左）と記念撮影をする杉山海波
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　大井競馬所属の新人、杉山海波（みなみ、19＝岡野）が19日の大井2R（1400メートル、10頭立て）を1番人気のルーシーノワール（牝3＝村上頼、父トゥザグローリー）で制し、デビュー初勝利を挙げた。40戦目。

　スタートは良くなかったが、すぐに好位に取り付き、道中は抜群の手応え。直線残り200メートルで抜け出して、2着に5馬身差をつけた。病気で騎乗をキャンセルした木沢奨から急遽乗り替わり。巡ってきたチャンスを冷静な手綱さばきでモノにした。

　「ホッとしました。同期の（小野）俊斗が先に勝った時はうれしかったし、自分も負けていられないなと思っていた。次の一鞍、一鞍を大切にして自分の仕事ができるように乗っていきたい」と話した。