【桐生ボート　G1赤城雷神杯】“壱岐のジャッカル”下條雄太郎が白星奪取！鮮やか逆転勝利

2日目7Rを2周1コーナー逆転で制した下條雄太郎
Photo By スポニチ

　ボートレース桐生のG1「開設68周年記念・赤城雷神杯」は7日、予選2日目が行われた。

　7Rに1号艇で出走した下條雄太郎（38＝長崎）は1コーナーで長田頼宗に差され、1周バックは2番手グループ。宮地元輝、岡祐臣と激しい2着争いを演じていた。だが、2周1コーナーで宮地と岡を外から押さえ込むと、先頭を走る長田まで差し切って逆転。“壱岐のジャッカル”が、その異名の通りライバルたちから白星を奪い取った。

　ただ、インから逃げることができなかったため、レース後は「1コーナーは全く鮮やかでなかった。2周1コーナーも（長田が）ミスしてくれたから、たまたま決まっただけ」と苦笑い。舟足も「現状は普通あればいいくらい」と冷静にジャッジした。

　得点率18位タイで迎える予選3日目は6Rに4号艇で参戦。「操作性はしっかりしていて、強いて言うなら出足型。でもG1以上を走るなら、もっと足を求めないといけない」。さらなるポイント加算を果たすためにも貪欲にパワーアップを狙う。