【女子ボートレーサー紹介「女神にキュン」】増本杏珠 道中の踏ん張り増し「まずは3連単に絡みたい」

[ 2024年9月26日 04:30 ]

高校時代はスピードタイピングで全国大会に進んだ増本杏珠
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 今年5月の福岡一般戦でデビュー。23日に閉幕した芦屋ヴィーナスシリーズが7節目となった増本杏珠(19=福岡)。ここまで舟券絡みはなく、7日の大村G3オールレディースでは初めての勇み足(F)を喫してしまったが、まだまだ修業の段階。選手として失敗をどう成長の糧にしていくのかが重要となる。

 「養成所と実際のレースではスピードが違いますね。頑張ってついていけるようにはしていますが、1の1(1周1マーク)でいいところに出られても、3周回している内に抜かれたりします。出てきた着をキープする力をつけたいです」

 道中でいかに踏ん張れるかが、今の課題だ。

 ボートレーサーになったきっかけは「祖父がボートレースをよく見ていて薦められて試験を受けました。一発で合格しました」と見事、難関突破に成功。また「高校は商業科でスピードタイピングをやりましたが全国大会まで行きました。これまでやったことがないことでも人よりできました」とセンス=感覚の良さをのぞかせる。

 「早くB1級に上がってコツコツ積み上げていきたい。まずは3連単に絡みたいですね」

 地に足をつけて、しっかりと目標達成へと向かう。

 ◇増本 杏珠(ますもと・あんじゅ)2005年(平17)9月4日生まれ、福岡県出身の19歳。134期。福岡支部所属。今年5月23日に福岡一般戦でデビュー。「中学ではバスケをやっていましたが、高校は通学するのが遠くなり部活は文化部に所属しました」。1メートル59。血液型AB。

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