【びわこボート G2第8回レディースオールスター】長嶋万記 大会連覇、その先にあるG1タイトルへ

[ 2024年2月17日 10:00 ]

史上初の大会連覇を狙う長嶋万記                          
Photo By スポニチ

 長嶋万記にとってG2レディースオールスターは忘れられないタイトルになったことだろう。

 昨年、蒲郡で開催された前回大会で待望の特別競走初優勝を成し遂げたからだ。その後も女子戦線をリードし、昨年11月の三国G2レディースチャレンジカップでは、3コースからの鮮やかな捲り差し突破で2度目の特別競走を制覇。その結果として、年末の住之江SGグランプリシリーズ、多摩川PG1クイーンズクライマックスの出場も決めた。名実ともに女子界のトップレーサーに到達。ますます地力を強化している。

 「峰(竜太)君のように回ろうと思ったらハマりました。私は優勝を意識しない方が獲れるみたいです」

 これは三国で2度目のG2優勝の時に明かしてくれたことだが、自分のターンを変えたいという思いが会心の捲り差しを生んで結果として現れた。常に上を目指す飽くなき向上心が、いい刺激となって地力強化につながっている。

 昨年がG2優勝なら、今年こそはG1タイトル奪取だ。その前に昨年の快進撃を生むきっかけとなったレディースオールスターで、誰も成し得ていない大会連覇を決めたいところだ。

 決戦の地・びわこといえば、前回戦の昨年5月に男女混合一般戦でインの上平真二を2コース差しで打ち負かして優勝を飾っている。水面のイメージも、さらに良くなったはずだ。大会連覇に加えて湖国での連覇も決めてみせる。

続きを表示

2024年2月17日のニュース