【川崎競輪　ガールズケイリン　2日目7R】2日間とも車券に絡む鈴木樹里「タレずに伸びていた」

3着、3着で決勝へ勝ち上がった鈴木樹里
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　＜川崎2日目7R＞

　追加で今シリーズに参戦した鈴木樹里（24＝福島）が3着、3着でファイナルへ勝ち上がった。2日目は最終ホームで石井貴子の後位へ追い上げ。最終バック過ぎから捲り気味に仕掛け、石井の捲り追い込みを懸命に追走した。鈴木は「あの位置では外に浮くと思い、切り替えて自分で行こうとした。でもそこが上りでヤバイと思ったけど、そのままタレずに伸びていた」と手応えありの表情で振り返った。

　レース勘が抜群にさえている。初日は打鐘で最後方に置かれたが内からスルスルと追い上げ最終バックでは4番手を確保した。2日間とも勝負どころを逃さずにアクションを起こし、車券に絡む好内容だ。「体はいい状態だと思う。レースの読みもいい」と心技体の充実を感じ取る。「決勝は着順がもっと良くなるように」。タテに踏める強みを生かし19年11月取手以来2度目の優勝を狙う。