【秋華賞】リバティアイランドの川田「勝たないといけない馬」「みなさんに喜んでもらえる競馬を」

川田を背に追い切りへ向かうリバティアイランド（撮影・亀井　直樹）
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　15日にG1・秋華賞（京都芝2000メートル）を控え、牝馬3冠が懸かるリバティアイランド（牝3＝中内田）に騎乗する川田が11日、共同記者会見に臨んだ。

　――春は2冠を獲得した
　「両方ともとてもいい内容で、素晴らしい走りをしてくれました」

　――夏を越えて
　「1週前追い切りでまたがった時にまじまじと見ましたけど、正直数字ほどの違いは感じないなあというところでした」

　――数字には表れていない部分で感じたところは
　「大きくなりすぎているのかなと思ったんですけど、いい意味でそういうことはなく」

　――1週前追い切りは
　「増えすぎているんじゃないかと懸念していた部分もそんなことはなく、とてもいい意味で変化を感じづらいの雰囲気で入っていけましたし、走り出してからも重さは感じなかったですし。久しぶりですし、1週前ということで、あの追い切りをへてもっと良くなるなという内容の追い切りでした」

　――今週の追い切りは
　「能力が高すぎるので、普通の馬では併せ馬になりづらいですから。併せ馬というよりはペースメーカーというか。前に馬を置いてこの馬のリズムを大事にしながら追い切ってくるというところですけど、先週よりも1つ良くなりましたし予定通り先週の追い切りをへて、少し体に締まりが出て動きにも少し良さが出て、いい状態でここまで来ていると思います」

　――6F82・1、ラスト11・7という数字について
　「数字はどうしても出てしまうので全体時計は速くなってしまいますけど。オーバーワークにならないようにやってくる中で、終いも動きすぎないようにオーバーワークにならないようにやった結果の時計です」

　――最後は手綱を持ったまま
　「あの中でも動きはつくっていますので。持っているから何もしてないというわけではないので。内容のある調教にしてこようというところでああいう形です」

　――秋華賞の距離、コース、条件について
　「特殊な京都2000だと思っていますので、なかなか難しいコース形態と距離であると思っています」

　――リバティにとってはどうか
　「どうこう言えるレベルではないというか。それでも勝たないといけない馬なので」

　――リバティの一番の強みは
　「圧倒的なポテンシャルの高さだと思います」

　――ファンの目の前からのスタートになる
　「オークスの時も問題なくスタート切れましたので、だいぶ精神的にも穏やかになってきています」

　――史上7頭目の牝馬3冠が懸かる
　「これだけ素晴らしい馬がこうして牝馬3冠に挑むということで、たくさんの方に期待していただいていると思うので、それを楽しんでもらえるように当日まで無事に迎えて欲しいなという思いです」

　――1強ムード
　「もちろんそういう馬ですから、そういう存在だと思っています」

　――課題や不安は
　「特にありません」　

　――自信は
　「何より無事に当日を迎えて欲しいと思いますし、その上でこの馬らしく走ってみなさんが期待する結果を得て、みなさんに喜んでもらえる競馬をお見せできたらと思っています」