【宇都宮競輪F1・2日目11R】中川誠一郎 次回の地元記念へ向けて「力を出し切って終えたい」

[ 2023年9月13日 17:41 ]

<宇都宮競輪場>次開催に向けても気合十分の中川誠一郎
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 <宇都宮2日目11R>中川誠一郎(44=熊本・85期)が1着で決勝入りを決めた。レースは目標の阿部将大が前を取り、突っ張り先行。別線の抵抗もあったが出させず、最後は番手有利に抜け出した。中川は「阿部君があんなにやってくれたおかげ。自分の調子がいいとか悪いではなく、あれだけやってくれたので。申し訳ないくらい」と後輩に感謝。

 「オールスターで久々にG1級の強い人とやってかみ合わなくなった」と、ここ2場所は精細を欠いた。ただ、発憤材料がある。7日に熊本市長が来年6月をめどに熊本競輪場を再会すると表明。地元の代表として待ち望んでいただけに、気持ちは高ぶった。加えて、「次は久留米の地元記念。エースは(嘉永)泰斗だと思うけど、自分も決勝でその後ろを回れるくらい頑張りたい。見せ場は作らないと」と燃えている。続けて「そのためにも今回でいい流れにしたい。初日の分も決勝でしっかり力を出し切って終えたい」と語気を強めた。

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2023年9月13日のニュース