滝沢織寧 父も母も兄もボートレーサー

[ 2023年8月24日 04:55 ]

SGウイナーを父に持つ滝沢織寧
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 【女神にキュン】21世紀初頭に「がんばってるパパが大好き」と手書きされた横断幕とともに、特別戦線で一世を風靡(ふうび)した滝沢芳行。その右下に書かれた「滝沢りょう、おりね、ママより」の「りょう」(崚・124期)に続いて、「おりね」も132期生として5月にデビュー。両親、兄に続いてレーサーの道を歩み始めた。「当時は2歳だったのでさすがに父のダービー優勝(01年)は覚えていません。選手を目指すきっかけも、父より兄の影響が強いです」

 兄の影響で小学生の時にサッカーを始めた。短大卒業まで続けて、卒業後、いったんはサッカーを指導する仕事に就いた。同世代に大宮アルディージャVENTUSに所属するGKの今村南海らがいるという。時を同じくして兄が選手としてデビュー。その姿に刺激を受けてレーサーを志した。

 「まずはレースで通用するように、しっかりターンマークを回る練習をしている。師匠はまだいなくて、先輩に見てもらっている。近い目標としては、まずは水神祭ですね」。父は捲りの名手としてファンの支持を集める。DNAを継ぐ者として将来は“捲り姫”路線!?艇界の新たなサラブレッドの今後に注目しよう。

 ◇滝沢 織寧(たきざわ・おりね)1999年(平11)9月22日生まれの23歳。埼玉支部の132期生として23年5月に戸田でデビュー。父は63期の芳行、母は元レーサーの葉子さん(旧姓・花沢)。兄は124期の崚というボートレーサー一家。1メートル50、血液型A。

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