【西武園競輪・オールスター初日】元Jリーガー北井佑季がオールスター初出走「状態はさらに上がっている」

初日9R

北井佑季
Photo By スポニチ

　元Jリーガーの北井佑季（33＝神奈川）が最高潮のリズムで初のオールスターに挑む。3連勝で勝ち上がった前走の富山記念はインパクト大の4日間。二次予選では佐藤慎太郎を、準決勝では郡司浩平を振り切って押し切った。S班2人に差されなかった北井は「手応えも良かったし自信になりました」と振り返った。

　決勝は逃げて準V。番手差しで優勝した郡司は「早めに（北井の番手から）出る選択肢もあったが道中からそんなことはなかった。ゴールまで引きつけながら2人で決まるレースができた」と北井のスピードの乗りが良かったことを間近で体感。北井の先行力は一段とレベルアップしている。

　今シリーズはバンク相性も追い風だ。西武園はA級チャレンジ、A級1・2班戦、S級戦と3開催を走って9戦9勝で負けなし。以前に「西武園は外々を走ってしまうと厳しくなる」と話しておりバンク特性は把握済み。徹底先行タイプの北井にとってはうってつけの舞台だ。「（前走から）状態はさらに上がっている」と自信を持って6日間の長丁場を戦い抜く。