【いわき平競輪・ガールズ2日目6R】又多風緑が有言実行の1着「結果を残さないといけない」

2場所連続優勝を狙う又多風緑
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　122期の在所1位・又多風緑（まただ・ふつか、21＝石川）が今まさに本格化の兆し。「今回は1着を獲ろうと思って（いわき平に）来た」の言葉通り、2日目は捲りで白星をつかみ取った。レースの展開予想もズバリ的中で「捲った藤田（まりあ）さんの上を行けたのは自信になった。落ち着いて走れていたし、最後まで踏めていた」と満面の笑みを浮かべた。

　前走の大垣でデビュー初優勝（単発レース除く）。本格デビューから約1年が経ち、先輩レーサーたちの大きな壁を乗り越えたことで確かなレベルアップを感じ取る。

　「優勝したあとの開催が大事。今回は結果を残さないといけない」。優勝がフロックではないことを証明するために重圧とも戦い見事にはね返した。

　6月函館で絶対女王の児玉碧衣から乗車フォームの助言をもらい試行錯誤。「児玉さんは前乗りで私と似ている。アドバイスをうまく生かしながらやってきたが、結果として出始めている」と手応え。決勝は坂口楓華など強敵ぞろいだが「何でもやっていく」。2連続Vを目指し静かに闘志を高めていた。