【ケンタッキーダービー】マンダリンヒーロー12着もオーナー感無量「こんな幸せがあっていいのかと」

G1・ケンタッキーダービー （ 2023年5月6日    チャーチルダウンズ・ダート2000メートル ）

ケンタッキーダービーのスタート。17番ゲートがデルマソトガケ、22番ゲートがマンダリンヒーロー（AP)
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　米国クラシック3冠初戦・ケンタッキーダービーは6日（日本時間7日）に行われ、日本から参戦したデルマソトガケ（牡3＝音無）は6着だった。マンダリンヒーロー（牡3＝大井・藤田）は12着。米国のメイジ（牡3＝デルガド）が制した。

　地方からのアメリカンドリーム成就はならなかったが、繰り上がりから立った夢舞台を終え、陣営は晴れ晴れとした表情だった。騎乗した木村は「馬も人も凄くいい経験になった。これからもっとこういう経験を積めれば。地方からの挑戦で『どうなんだ？』ってところをサンタアニタダービー（2着）で覆すことができて、ダービーも参戦することができたので誇りに思う」と話した。

　藤田師が「こんな舞台でも堂々と全てこなしてくれて、凄い馬だと感謝しています」と言えば、新井オーナーは「出られたことが幸せ。ゲートに入ってゴールした、これで十分です。お祭りという感じがして楽しかった。僕、個人で持っている馬、この馬しかいないのでこんな幸せがあっていいのかと。ただ、怪我した馬とかいますので、そこは心のどこかに申し訳ない気持ちはあります。でも、やっぱりうれしかった」とコメントした。