【京都新聞杯】アスクワイルドモアが重賞初制覇! 藤原師&岩田望の師弟コンビが決めた

[ 2022年5月7日 15:45 ]

<中京11R・京都新聞杯>レコードタイムで京都新聞杯を制したアスクワイルドモア(手前)(撮影・平嶋 理子)
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 ダービーへの東上最終便となる「第70回京都新聞杯(G2)」が7日、中京競馬場で行われ、8番人気のアスクワイルドモア(牡3=藤原)が優勝。賞金を加算し、日本ダービー(29日、東京)に弾みをつけた。

 アスクワイルドモアは中団後ろに待機。直線で力強く伸びると、先に抜け出したヴェローナシチーをゴール前でしっかり捕らえた。勝ち時計は2分9秒5のレコード。2着はヴェローナシチー、3着はボルドグフーシュ。1番人気のブラックブロッサムは5着だった。岩田望はJRA重賞通算2勝目。師匠の藤原師の管理馬では重賞初制覇となった。

 岩田望は「直線は素晴らしい伸びをしてくれたんじゃないかな、と思います」とパートナーに感謝する。レース運びについては、「内枠を利用して内々を回って。4コーナーから直線にかけて他馬を妨害してしまったんですけど、最後の伸びは素晴らしかったです。思ったより前が壁になってしまい、他馬を妨害してしまったんで、そこは悔いが残ります」と反省も口に。それでもダービーに向けては、「能力がある馬と思っていましたし、だいぶ2歳の頃より成長してパワーもつけたので、結果につながったと思います。僕自身も初めてのダービーなので、この馬とともに無事に向かえたらいいなと思います」と期待を膨らませた。

 アスクワイルドモアは父キズナ、母ラセレシオン(母の父ゼンノロブロイ)の血統。通算成績は7戦2勝。

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