【宮島・ルーキーS】馬場　2年ぶり優勝！インから危なげなく逃げ切り、エンジンに感謝

2年ぶりに優勝した馬場剛
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　ボートレース宮島のルーキーシリーズ第4戦「第7回スカパー！・JLC杯」は最終日の8日、第12Rで優勝戦が行われ、圧倒的1番人気に支持された馬場剛（29＝東京）がインから危なげなく逃げて完勝。20年4月のからつルーキーシリーズ以来、ほぼ2年ぶりの優勝（通算4V）を飾った。宮島は初優勝。畑田、宗行の2着争いは1周2マークで畑田が競り勝った。

　まるで前節「岩田杯」のビデオを見ているかのようだった。56号機を引いた田中和也は「ほぼノーハンマー」で予選トップから優勝戦1枠を獲得して王道Vを完成。今節手にした馬場も「ほとんど何もしてませんよ」と田中と同じ航跡を描いた。「田中さんと（2節前の）勝浦真帆さんに感謝しないと。今度会った時にはお礼を言います」と笑う。優勝戦のレース運びも落ち着いていた。「スタートしてから3番（宗行）が見えてきたけど、足に自信があったので大丈夫だと思ってました。今節は本当にエンジンのおかげですね」。

　今期は自身初の7点超えペースで突っ走っている。「エンジンの引きがいいんですよ。もっと芸を磨いて、上の舞台で走れるようにしたいですね。ヤングダービーは走れないけど、師匠（村田修次）みたいにマスターズを目指して頑張ります」。最後はジョークも交えて締めくくった。