【からつ・九州地区選手権】桑原 快S逃げ連覇!今年もう3V「目指すはグランプリ」

[ 2020年2月19日 05:30 ]

インから押し切り九州地区選連覇を果たした桑原悠
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 ボートレースからつのG1「第66回九州地区選手権」は18日、優勝戦が12Rで行われ、桑原悠(32=長崎)がインから押し切り、昨年に続く連覇を決めた。九州地区選の連覇は4人目。2着には枝尾賢、3着には小野生奈が入った。

 最後もビシッと押し切ってみせた。進入は6号艇の西山が動いて162・345。すんなりとはいかなかったが、瓜生のまくり差しを封じ、バックで主導権を握った。「精いっぱいのSを行けた。前付けはあるかなと思っていた。2コースまで来られて(3コースの)瓜生さんが怖かった。エンジンに不安は出てきていたが1周2マークを回って勝てたかなと思った」

 前検の感触はひと息だったが、終わってみればオール3連対での優勝。文句のつけようがない。「初日ドリームに乗せてもらって(そこまで)時間があったのが大きかった。方向性が見えた。リズムも凄く良かった。成長したところを見せられたかな」

 昨年、芦屋での地区選でG1初V。初のSGとなったクラシックでは、あれよあれよという間に勝ち上がり、優出3着と全国のファンに大きくアピールした。「気持ちが変わって自信がついた。SGに出させてもらってるから、いい成績を取らないといけないと思っている」。自分にプレッシャーをかけることが、いい方に出ている。

 今年すでに3Vと勢いを増す。「目指すはグランプリ。長崎のエースといわれるように頑張ります」。昨年以上の飛躍を誓った。

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2020年2月19日のニュース