【ボクシング】高校6冠サウスポー坂井優太ら大橋ジム4選手プロテスト合格 デビューは6月頃予定

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プロボクシング大橋ジムからプロ転向を表明した、22年世界ユース選手権覇者で高校6冠の坂井優太(兵庫・西宮香風高3年)が2日、東京・後楽園ホールで6回戦出場が可能なB級のプロテストを受験し合格した。「いい緊張感でプロテストすることができた。内容もまあまあよかったと思います」と涼しい顔を見せた。
3分3ラウンドのスパーリングでは17年東日本新人王バンタム級準優勝の池上渉(34=郡山)と対戦。素早いステップで相手のパンチをかわしながら、左右のカウンターをあわせるなど高い技術を披露。ノーモションの左ストレートや多彩なコンビネーションも披露し、「さすがアマ経験豊富な選手。足の運びが上手で距離が遠く感じた。世界レベルだと感じた」とプロ20戦の池上をうならせた。
坂井にとって、テストが行われた後楽園ホールには苦い記憶があった。アマチュア時代に2戦2敗し1KO負けも経験した会場だっただけに「マジで嫌なところ。いい思い出がない」と苦笑したが、筆記試験も100点で突破。「今日から職業プロボクサーと書けます」と端正なマスクを緩ませた。
大橋ジムで練習を開始してから約1カ月が経過。「凄い先輩ばかりでいい刺激をもらえている。練習環境が変わってからボクシングを楽しくできている」と充実の表情。地元・兵庫から横浜市内に引っ越し、練習の合間には横浜中華街や同市西区みなとみらいなどに足を運び「神戸と似ている。景色が良いところ」と新生活も満喫しているようだ。
スーパーフライ級かバンタム級で6月ごろのデビュー戦を予定する。「打たせずに打つボクシングで試合が終わっても顔がきれいな状態でいたい。かつ、インパクトのあるカウンターで倒して、ファンの人たちに面白いと思ってもらいたい」と名門ジムから一歩を踏み出した。
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