3・31亀田和毅VSドラミニ戦中止を正式発表 マッチルームのミドル級トーナメントも延期

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プロボクシング興行「3150FIGHT」の亀田興毅プロモーターが15日、都内で会見し、3月31日に名古屋国際会議場で行う予定だった元世界2階級制覇王者で弟の亀田和毅(32=TMK)とIBFフェザー級2位レラト・ドラミニ(29=南アフリカ)による再戦の中止を正式発表。
また英興行大手「マッチルーム」による日本初の大会でミドル級のトーナメント「PRIZE FIGHTER」の延期も併せて発表した。
興行開始約2週間前でドタバタ劇に見舞われた。亀田興毅プロモーターは「プロモーターである私の責任。私の脇の甘さが出た。一選手である亀田和毅選手に申し訳ない気持ち」と謝罪した。
亀田プロモーターによると、IBFからドラミニに同級3位アーノルド・ヘガイの挑戦者決定戦を指令が出された。亀田氏はIBFに抗議したものの、「団体の下した決断が簡単に変えられるものではない」と譲歩。ドラミニ陣営が和毅戦ではなく、ヘガイとの決定戦を優先させたという。
和毅は31日に試合は行うが代替選手のWBCユース・スーパーバンタム級王者ケビン・ビジャヌエバ(23=メキシコ)とのフェザー級10回戦に変更となった。亀田氏は「和毅自身も、気持ちも切り替えて次の試合に向かっている。素晴らしい試合を見せてくれると思う。楽しみにしていてほしい」と呼びかけた。
なお興行は3150FIGHT初のPPV方式で行われる予定だったが、無料配信に変更することとなった。
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