山根明さん 死去2日前となる29日の琴ノ若祝福「大関昇進おめでとうございます」が最後のインスタ投稿

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アマチュアを統括する前日本ボクシング連盟会長の山根明(やまね・あきら)さんが31日午前3時50分ごろ、肺がんのため大阪市内の病院で死去した。84歳。大阪府出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日「偲ぶ会」を行う予定。喪主は妻・山根知巳(ともみ)さん。
この日、山根さんのインスタグラムが更新され「山根明、訃報のお知らせ」とし妻・知巳さんの名で「夫、山根明が2024年1月31日、肺がんのため、大阪市内の病院で84歳で永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んで通知申し上げます」と報告。「尚、この度の葬儀に関しましては故人ならびに家族の意思によって、家族のみで行うことに致します。後日、故人を偲ぶ会を設ける予定ですので、葬儀へのご参列、お供え、お花、ご香典は、失礼ながら辞退とさせていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます」と後日「偲ぶ会」を行う予定だと発表した。そして「これまで山根明を応援いただいた皆さまに心より感謝申し上げます」と結んだ。
山根さんの直近のインスタグラムでは、2日前の29日に大相撲初場所で横綱・照ノ富士と決定戦までもつれこみ“準優勝”の活躍を見せた関脇・琴ノ若と握手する写真を投稿し「大関昇進おめでとうございます」と祝マーク付きで26歳の新大関昇進を祝福。これが最後の投稿となった。千秋楽が行われた28日には「琴ノ若関をテレビ前で男山根明は一生懸命応援してます 頑張れー」とテレビの前から熱いエールも投稿していた。
昨年のインスタグラムには、琴ノ若の佐渡ケ嶽部屋の朝稽古に訪れた様子も投稿。「生まれて初めて体験しました。やっぱり格闘技を観てたら力が湧いて来ました。おおきに」と感激した様子。その他にも阪神―オリックスの試合を観戦に訪れた写真や、フルトン戦前の井上尚弥にエールを送るなど、さまざまなスポーツを応援する姿が投稿されていた。
山根 明(やまね・あきら)1939年(昭14)10月12日生まれ、大阪府堺市出身。91年、日本ボクシング連盟理事、94年国際ボクシング協会常務理事に就任。11年に日本ボクシング連盟会長就任後、12年に終身会長となる。18年7月、不透明な財務運営や不正な審判行為(奈良判定)などの疑惑が浮上。さらに反社会的勢力との交際が発覚し、同8月に辞任した。19年に自伝を出版。テレビでバラエティー番組に出演し、俳優業にも挑戦していた。
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