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大内淳雅“4度目の正直”で王座奪取へ 昨年6月に敗れた岩田翔吉に挑戦「1ラウンドで倒す」

[ 2022年3月4日 16:16 ]

<日本ライトフライ級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・岩田翔吉(左)と挑戦者の大内淳雅
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 プロボクシング日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦(5日、後楽園ホール)の前日計量が4日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者・岩田翔吉(26=帝拳)、挑戦者で同級3位の大内淳雅(36=姫路木下)ともにリミット(48.9キロ)を100グラム下回る48.8キロで、ともに一発でクリアした。

 大内にとっては昨年6月以来となるリベンジマッチ。「前回はコンディションが作れなかったけど、今回はバッチリ。1ラウンドで倒します」と強気に宣言した。前回は新型コロナウイルス感染拡大の影響でジムでの練習ができない期間もあり、不本意な結果に終わったが、今回は130以上のスパーリングを消化するなど万全の準備ができた。しかも現役復帰を決めた元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(真正)ら「質の高い選手とみっちりやれた」という。

 タイトル挑戦は今回が4度目。初挑戦は10年前、2012年に黒田雅之(川崎新田)と引き分けだった。大内は「1回目のドローの悔しさがあって今まで挑戦を続けてきた」と振り返り、「今回は本当に人生が懸かっている。命を懸けて、僕の全てを懸けて戦うという気持ち」と意気込みを語った。

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2022年3月4日のニュース