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井上兄弟のいとこ、浩樹 12・2アジアパシフィック王座決定戦挑戦

[ 2019年9月11日 18:24 ]

横浜市内のジムで会見し、WBOアジアパシフィック王座決定戦に臨むことを発表した井上浩樹
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 ボクシングの井上尚弥・拓真兄弟のいとこで日本スーパーライト級王者の井上浩樹(27=大橋)が11日、横浜市内のジムで会見し、12月2日に東京・後楽園ホールでWBOアジアパシフィック同級王座決定戦に臨むと発表した。同級7位ジェリッツ・チャベス(28=フィリピン)と対戦する。

 井上浩は今年4月に細川バレンタイン(角海老宝石を)を下して日本王座を獲得。7月には初防衛にも成功した。プロデビューから14連勝中(11KO)で、日本タイトルを保持したまま、2冠挑戦となる。

 チャベスは昨年5月に東洋太平洋スーパーライト級王者・内藤律樹(E&Jカシアス)に挑戦、判定で敗れたものの、2度のダウンを奪った強豪。井上浩は「強い相手とやれるのはとても楽しみ。このベルトを獲れば、世界ランキングに入れるかもしれないので、何が何でも獲りたい。世界ランキングがほしい」と闘志満々。試合翌日から都内でWBOの年次総会が開催される予定で、WBO関係者も多く観戦に訪れる可能性もあるだけにモチベーションは高く、「とにかくアピールできるように面白い試合をする」と意気込んだ。

 11月7日にダブル世界戦を行う井上兄弟とともに今月中旬から走り込み合宿を行う予定。メンタル面の弱さを指摘されることも多いが、「身近に良いお手本がいるので、負けないように追い続けていれば、(自分も)良くなるのは分かっている。とにかく、あがきます」。2冠&世界ランク獲得、そして井上兄弟に続く世界王者へ突き進む決意だ。

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2019年9月11日のニュース