竹迫司登 2回TKO勝ちで初防衛に成功 デビューから10戦10勝10KO

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プロボクシングの日本ミドル級タイトルマッチ10回戦は3日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・竹迫司登(27=ワールドスポーツ)が同級3位の佐々木左之介(31=ワタナベ)に2回2分11秒TKO勝ちし、初防衛に成功した。これで竹迫はデビューから10戦10勝10KOとした。
5年9カ月ぶりの王者返り咲きを狙う佐々木との一戦。序盤は捨て身の勝負を仕掛けてきた挑戦者に戸惑った。「冷静さがテーマだったんですけど、相手の本気が伝わってきたので熱くなり過ぎた。ガードはしてたけど、パンチも重かったので…もらい過ぎたら危ないと」。王者のプライドで打ち合いに応じる。距離を修正し、左ジャブが当たり始め、主導権を取り返すと、2回に左右の連打で佐々木のスタミナを削り、最後は強烈な右ストレート。佐々木は足をつったような状態でロープ際まで一気に後退。レフェリーが即座に試合を止めた。
プロ8戦目までは、すべて3回以内のKO勝利。ノンタイトル戦だった前回はタイ人選手に7回まで手こずった。その経験も生きて初防衛戦では鮮やかなKO劇。竹迫は「まだ練習してきたことが出せていない」と反省しつつ「(連続KOが)10というのは評価できると思います」と喜んだ。
今後についてワールドスポーツの斉田竜也会は「チャンピオンカーニバル(日本タイトルの指名試合)で経験を積ませて、東洋太平洋、アジアパシフィック王者に挑戦させたい」と構想を明かす。OPBF東洋太平洋は同級1位、WBOアジアパシフィックも同級3位にランクしており、実現する可能性は高い。もちろん最終目標は世界。竹迫は「KO記録の更新と同時進行で目指していければ」と決意を口にした。
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