ライトフライ級王者・田口良一　Ｂ１リーグ観戦「メッチャ気持ち良かった」

ハーフタイムショーでフリースローにチャレンジした田口良一
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　ボクシングのＷＢＡ＆ＩＢＦ統一世界ライトフライ級王者・田口良一（３１＝ワタナベ）が３０日、東京・墨田区総合体育館で行われたバスケットボールのＢ１リーグ、サンロッカーズ渋谷―栃木ブレックスを観戦し、ハーフタイムショーにゲスト出演した。フリースロー競争にも出場して最初の１本は外したが、２本目は終了ブザーと同時に決める鮮やかな“ブザービーター”。ボクシングの試合でも見せたことがない派手なガッツポーズで喜んだ。

　バスケットボールの大ファンで自身もプレーする田口だが、コートに立ったのは昨年８月に試合をして以来という。練習する時間がなかっただけに「最後に決められて良かった。メッチャ気持ち良かった」と満足そうに話した。自身の試合会場でもある東京・大田区総合体育館でＢ２リーグ、アースフレンズ東京の試合は「３、４回見に行った」が、Ｂ１観戦は初めて。「応援している人数が凄い」と感心し、ＮＢＡ時代もチェックしていた栃木・田臥勇太のキレキレのプレーに「タブ戦さんは凄い。３ポイントも決めていたし、カッコ良かった」とうなった。

　トークショーでは「世界には４団体あるけど、まだ２つの団体しかベルトを持っていない」と４団体統一を宣言。５月にＷＢＡとＩＢＦの２つのベルトを懸けた防衛戦を予定しており、来週にはミニキャンプを行うが、防衛成功後は「何度でも来たい」とバスケファンらしく目を輝かせた。