中田「力で持っていった」WBC初アーチ 2戦連発の筒香と競演

[ 2017年3月8日 23:02 ]

WBC1次ラウンドB組   日本4―1オーストラリア ( 2017年3月8日    東京ドーム )

<オーストラリア・日本>お立ち台で筒香(左)と抱き合う中田
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 侍ジャパンの4番・筒香(DeNA)と5番・中田(日本ハム)が世界一を争うWBCの大舞台でアーチ競演。日本の誇る2人の長距離砲は、お立ち台で少し照れくさそうに抱き合い、喜びを分かち合った。

 まずは中田だ。1―1の7回、先頭打者で左越えに勝ち越しソロ。これが今大会初安打、WBCでは2大会目にして初本塁打。「(先発の)菅野が一生懸命投げてくれていたので2点目は先に取ってにやろうという気持ちで打席に入った。先っぽだったけど、力で持っていきました」と胸を張った。

 その中田から「空気を読まずにバンバン打んで…」と称えられた?筒香は続く8回に2戦連発となる右越え2ランで貴重な追加点。「菅野さんがいいピッチングをされて、中田さんが打ってくれたので、その流れに乗って打たせていただきました」と先輩を持ち上げた。

 2連勝で日本の2次ラウンド進出はほぼ確実だが、2人の思いは同じ。筒香が「世界一しかないと思うので、そこに向けて頑張るだけ」と言えば、中田はスタンドのファンに向かって「全員で世界一を獲りましょう」と呼び掛けた。

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